【26日目】台風とTyphoonの違い
Pmanです。最近台風がやたらと発生してますよね。台風が発生すると僕は以前紹介したウェブサイトで発生した場所の風速や気温うを確認しています。
どんなサイトか気になる方はこちらの記事をご覧ください
台風という名前はTyphoonと語源を同じくして言うようですが(諸説あり)、厳密には違うものを指す場合があります。
世界気象機関(WMO)によれば、Typhoonの定義は中心付近の最大風速が32.7 m/秒 以上の熱帯低気圧のうち、北西太平洋で発生するもののことを言います。
一方台風という日本語は気象庁の定めるところによれば最大風速17.2 m/秒以上の熱帯低気圧を指します。
つまり、台風であってもTyphoonではない場合があるのです。
2つの機関による区分を表にまとめてみました。
WMOの区分のほうが細かいみたいですね。気象庁はTyphoonにあたる最大風速32.7 m/秒以上の台風を「強い台風」と呼んでいます。
ちなみに最大風速とはその場所に一定時間の間に吹く風速の平均値です。つまり瞬間的にはこれを超える速さの風が吹いていることになります。一般的に最大瞬間風速は最大風速の1.5~2倍程度になります。つまりTyphoonならば最大瞬間風速が60 m/秒を超えることもあります。
日本で最速の「最大風速」を記録したのは富士山で、72.5 m/秒でした。時速261 kmです。気象庁は最大風速が30 m/秒を超えると「樹木が根こそぎ倒され、木造家屋が全壊する」と言っていますが・・・