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【まい投2020-1日目】「書く」欲求の燃料

『「書く」欲求の源泉』という記事を書いてもうすぐ1年になる。僕がものを書く原動力が何なのか、わざわざ古墳に行って考えたときの記事だ。

 

crowingspear.hatenablog.com

 

 ブログ記事を書くことに限らず、研究や芸術作品・またスポーツのパフォーマンスにいたるまで、全てのアウトプットの活動は「自分が生きられる範囲を拡大したい欲求」から来ると僕は考えた。生きられる範囲は空間と時間両方に亘っていて、広さ狭さを例えると

  • Twitterで一瞬でバズってすぐ記憶から消えるネタ

→空間的には広いが時間的には狭い

  • 一定の地域だけで語り継がれる伝承

→空間的には狭いが時間的には広い

 という感じだ。有り体にいえば「より太く長く生きたい欲求これが書きたいと思う気持ちの「源泉」だと考えたのであった。

 

「第2の死」という言葉があるように、「生きる」という概念は肉体のないところでも成り立ちうる。僕の記事が人の心に影響を与えられたなら、僕が生きられる時間は(その人の心の中で生きているだけ)長くなる。

最近でいえば、くらくさんというブロガーの方が『源泉』を読み、ブログ記事を書くモチベーションが湧いた、と著してくれた。生きられる範囲が広がったのがはっきり分かった例で、とてもうれしかった。

eveydayanime-9rakura.hatenablog.com

 

 

 

て、1年の間、『何を燃料として書いているか』をたびたび考えていた。

燃料とは、書くときに「エネルギーにしていること」である。

思い当たったのは、『なりたい自分になってほしい』というもの。平たく言えば「おせっかいおじさん」みたいなものだ。

きっかけとなったのは、「昨年末のブログリレー企画「遊戯王Advent calendar」で「デッキ構築をやめよう」という記事を書いたときである。

crowingspear.hatenablog.com

 TCGプレイヤーとしての個性の評価が「デッキ構築」に偏重してしまうために「環境」「プレイング」の個性を見落としてしまうという記事である。

もともとは評価のされ方に焦点を当てた記事を書こうとしていたが、『個性を出したいけれども、それを『デッキ構築』だけで出そうとして苦しんでいる人に向けて、新たな個性を発見してほしい』という方向にシフトした。

秋口に「RR-ワイルド・ヴァルチャー」というカードの個性について悩んでいた自分にとって、そのアンサーと言える記事だったように思う。

こんな感じのデッキでした

crowingspear.hatenablog.com

 

性格診断をしてしまったり、つい占いを信じてしまう私たちにとって「なりたい自分になること」は欲求を満たすのに最もいい方法だと思う。なりたい自分を基準すれば、自分が何者で、何のためにいるのかを簡単に知ることができるからだ。

 

夏の1か月間にブログ記事をまいにち投稿する企画を2年連続で行っている。

今年は、始めたいと思った日までにうまく書けず悶々としている状態だ。

 

なりたい自分になるために、今年は「続く限りまいにち」書いてみようと思う。

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