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【まい投2020-2日目】きれいなデッキとは

「きれいなデッキ」と聞いて、ぼくは「13×3+1」を思い起こす。

 

「13×3+1」とは遊戯王のデッキの採用枚数のことである。

同じカードは3枚まで採用できて、デッキ枚数の下限が40枚なので、最もカードの種類が少ない枚数比だ。

 

というのも、「きれい」という言葉において、「整っている」とか「余計なものがない」といったイメージをコアな意味だと僕は考えているからだ。

「きれいな部屋」は片付いている部屋だし、「きれいな顔」は整ったバランスのいい顔を想起する。

あくまでも乱雑の少なさを表す尺度なので、みんなが同じ基準で比較できる(数値化できる)ような、機械的な感覚を持って「きれい」ということばを使っているように思う。「きれい」と言っただけでは僕自身が魅力を感じるか否かは関係なく、ただ「整っている」に過ぎない。あえて「きれいなデッキとは」に答えるなら、その究極系は余計なものを一番少なくできる枚数比「13×3+1」なのだ。

 

僕自身の好みや魅力に思う点はむしろ「美しい」という言葉で表現することが多い。

「審美眼」なんて言葉があるが、それは人それぞれ違うもの。「美しい」は統一された数値に表せないと思う

だから、きれいだけど美しくないデッキは存在するし、整ってないけどデッキに美しいと感じることはあり得る。

「使っていて楽しい・長く使える」みたいな要素はあえて度外視している。採用カードに統一性がない・じぶんが回せる気はしない・自分のいる環境と畑違いなデッキだとしても「このデッキ好きだな」と思ってしまう現象はそういうところからきているのではないか。