【まい投2020-52日目】風車
風車(ふうしゃ)は昔から穀物の製粉・灌漑に使われてきた。今では風力発電で主に活躍している。
風車といえばフィン型の羽根が3〜4つついた大型のもの、というイメージが強いが、円筒形のものや、都市にも設置できる小型のものも開発されている。風車は、人のために役立つものとして生まれてきたし、そのために改良も進んでいる。
結果として騒音や低周波音による公害を招いたり、周りの精密機械に影響を及ぼしたりするが、それを運用するための地理的条件や経済的な事情がそういったトラブルを引き起こすだけで、風車自体が悪者ではない。
No.40 強力マグネットによる風力発電の高効率化|電気と磁気の?館|TDK Techno Magazine
科学は人に害をもたらすもの、という誤謬は、おそらくは「結果としての副作用」に目を向けたものだと思う。
そもそもが人のために組み上げられた体系である科学そのものが人に害を与える悪者なのではなく、運用の面で場所・時間・あるいは偶然が悪く働くだけだ。
だからこそ、そこに向かって猛突する人はさながらドンキホーテに見える。