伝えたいことが伝わらない文
お久しぶりです、Pmanです。
季節の変わり目ですが、体調など崩されてないでしょうか。
僕は夏になると心身ともに最悪のコンディションになるので、むしろ調子は上向いています。ありがとうございます(?)
※遊戯王の話はしないです。ごめんなさい(近々更新予定です)
いきなりぶっちゃけた話をして申し訳ないのですが、僕は本当に伝えたいことを文章にするのが苦手です。
説明をしたいコンテンツを自分が好きなら、その気持ちに比例して説明を作るのが億劫になります。
伝えたいことを伝えられない!ちょっとモヤモヤします。
最近、このことを象徴するような会話を友達としました。
僕「この人の曲聴いてみて」
友「オススメなの?」
僕「そうなんだ。君は東京事変好きって言ってたよね?歌詞のイメージはかなり似てるし、ヴォーカルのクセも同じだから椎名林檎さんが好きなら気にいると思う。椎名林檎さんがこの人のことリスペクトして、歌詞に出てきたり、椎名林檎名義でコラボした曲も出してるんだよ!あとソロ活動ではコーラスで椎名林檎が参加してるしお互いにリスペクトし合う関係なんだって。あ、この曲はライブバージョンだともっと映えるんだよね〜」
友「あ〜ありがとう。帰ったら聴くよ。」
三日後・・・
僕「聴いてみた?」
友「あーごめん、忘れてた。他の曲も入れたいし今はいいかな」
僕(何がいけなかったんでしょうかね〜〜〜〜)
好きなアーティストを勧めて聴いてもらうのを、結果的に失敗しています。
「友達が本当に忘れてただけ」という場合ももちろんあると思います。というかほとんどでしょう。友達にも悪気があるわけではありませんから。(きっと)
ただ、僕としては「もう少しモチベーションを与えられる説明があっただろうか」
と考えてしまいます。
…果たして、「そんなに興味のない分野なら説明に苦手意識がない」自分に気がついたのです。
実は僕、あまり詳しくない、好きじゃない分野の記事作成は「ラクに」というわけにはいきませんが比較的軽い気持ちで取り組めます。
ちょちょいと調べて、体系づけした説明をその場で作ってしまえたりとか。(もちろん専門の人からみたら不充分な内容なんでしょうけど)
「そんなに興味のない分野」でしていることを実践すれば、伝えたいこともちゃんと伝えられるようになるのでは?
というわけで僕が見つけた「伝えたいことを伝えるの方法を2つに分けて紹介します。
- 「私、内容盛りすぎ!?」
〜言いたいことをはっきりさせよう〜
好きなことを説明するとき、あれこれ言いたいことはあれど
「僕は〜という理由で◯◯が好き」
「遊戯王の〜〜というコンボが強いよ!だからみんな使ってみよう!」
この程度の短いセリフで要約することができるはずです。この短文に根拠などをうまく肉付けすれば、筋の通った説明になるはず。簡単じゃん
しかしながら伝えたいことが沢山あるとアレもコレも盛り込んで喋りたくなってしまうもの。
結果「余計な情報を盛り込みすぎて、聞く側が自分の主張を汲みとりづらい」説明に…。
これが失敗の原因でしょう。
(面と向かって話す場合は話すスピードも汲み取りやすさに影響します。)
また情報が増えるほどに「伝える側すら言いたいことを見失う」可能性も上がります(僕もよくなります)
一度溶けてしまったガリガリ君みたいに軸に対してちぐはぐな肉付けになってしまいます。(例えがわかりにくい)
僕が興味の薄い分野でプレゼンなどをする場合、そもそも知っていることが少ないので
・主張に理由をくっつける
・理由をサポートする内容を1〜2個、多くても3つくっつける
・1つの主張完成
程度に留めています。
評論文を書くときは、
・主張に沿った序論
- 理由1
理由の理由を3つまで
- 理由2
理由の理由を3つまで
- 理由3
理由の理由を3つまで
・主張に沿った結論
というようにグループ化すればうまくいく(ごまかせる?)ことが多いです。
僕が友達とした会話でいえばこの赤の部分。
僕「そうなんだ。君は東京事変好きって言ってたよね?歌詞のイメージはかなり似てるし、ヴォーカルのクセも同じだから椎名林檎さんが好きなら気にいると思う。椎名林檎さんがこの人のことリスペクトして、歌詞に出てきたり、椎名林檎名義でコラボした曲も出してるんだよ!あとソロ活動ではコーラスで椎名林檎が参加してるしお互いにリスペクトし合う関係なんだって。あ、この曲はライブバージョンだともっと映えるんだよね〜」
ここに伝えたいこと・その根拠がちゃんと入っています。それ以上の情報は単なる豆知識であって、伝えたい内容との関連性は比較的薄いです。
特に日常会話ではWikipediaの全情報程度の詳しい説明を求められることはあまりない(はず)ですから、この部分は「求められたら」話す程度にとどめるのがよさそうです。
(退屈させずに全情報を伝えることができるほどプレゼンに自信があるならぜひやってみてください)
より具体的な例で情報過多な文を見ていきましょう。
これはツ◯ッターに投稿されたものです。
この投稿の伝えたいことは「学校の先生が艦これで加賀を沈めたことに気づいたのは私だけだった」ですね。他はこの投稿を面白くしようとするための脚色です。
この類の投稿を見ると、主張とそれ以外の部分を読み取る力が養えていいですね。
次の投稿です。
この投稿は「満員電車で女の子の股間に携帯の振動を与えてしまった」です。土下座は脚色です。
次の投稿です。
この投稿は「「私私服で赤パーカー持ってるから普通に仕事できてきてるんだけど今買い出し…」っていうシチュエーション考えたよみんなリ◯イートしてね!!!!」です。
次です。
この投稿は1文字目から最後の文字までが余分で、それ以外が伝えたいことですね。
次。
この投稿は「ソルティライチ吐いた」が伝えたいことです。
いかがだったでしょうか。伝えたいことをちゃんと伝えるために気をつけたいことは、「伝えたい主張とその根拠」と「それ以外の豆知識」をちゃんと区別して説明を作ることです。
情報量が多すぎると煩雑になってちゃんと言いたいことが伝わりません。気をつけましょう。
閲覧ありがとうございました。
………「2つあるって言ったのに2つ目の方法がまだ出てきていない」?
そうですね……「嘘は盛り込まない」ですかね…
皆さんも伝えたいことを見失って◯松にならないようにお気をつけてください。
おわり
https://twitter.com/crowingspear/status/910402818531401728:ぴま松くん