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第七回 #鳥オフ 【サンプルデッキ紹介】 【RR-ワイルド・ヴァルチャー 2.5】

鳥オフ という遊戯王カジュアルオフをご存知でしょうか。

参加者全員が「鳥デッキ」のみを携えて戦い、参加者の投票により最も輝いていた「鳥カード」を決めるという異色のフリー対戦オフです。

イベント概要はこちら。募集が始まってはや1ヶ月、満員御礼につき増枠中です。現時点であと3枠!

twipla.jp

 

申し遅れました。私はPmanという者です。

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過去《RR-ワイルド・ヴァルチャー》を鳥カードに据えて参加していました。今回の鳥オフには参加できませんが、運営という形で携わっております。

 

さて、参加者の皆様におかれましては、鳥カードの選定、「鳥デッキ」の構築に勤しまれていることかと存じます。鳥カードの選定や基本的なデッキ構築はもちろんだとは思いますが、鳥オフ公式へ「スピードやパワーライン」に悩む声が寄せられていました。

Xの「#鳥オフ」ハッシュタグから過去レシピを参照してもらい雰囲気を掴んでもらえれば一番ですが、4年越しの開催ということで、出来ることはかなり増えております。自ずとカードパワーも上昇しているため、実際のところ会場で飛び交うカードがどうなるかイメージしづらいです。(運営も想像しきれない所があります)

 

そこで、「私がもし参加できたらこんなレシピを持っていくぞー」というサンプルをこちらの記事に貼り付けますので、参考にしていただければ幸いです。(参加できず悔しいですが…!)

先に断っておきますが、鳥オフは勝ち負けが最終結果の良し悪しに直結するオフ会ではないです。このレシピをメタってもあんまり意味ないぞ!

 

RR-ワイルド・ヴァルチャー

さて、《RR-ワイルド・ヴァルチャー》というカードをご存知でしょうか。

「RR-ワイルド・ヴァルチャー」

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効果モンスター

星6 /闇/鳥獣/攻 1600 /守 2000 
⑴:このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズにこのカードをリリースして発動できる。レベルの合計が6になるように、自分の手札・墓地から「RR」モンスター2体を選んで特殊召喚する。

 

唯一のレベル6 RRモンスターで、自身をリリースしてモンスターを2体展開する効果を持っています。人呼んで「9期の《インフェルニティ・ガン》」です。

このカードの特徴はアドバンス召喚できる闇属性」「自信をリリースできる闇属性」という2つの性質を併せ持つことです。

 

 

つまり、ダークネス・シムルグ》《闇黒の魔王 ディアボロ》両方のトリガーになれるのです。さらに、RRを2体出力するため、《RR-ネスト》のサルベージ効果により自身を手札に戻せます。

 

つまり、《RR-ワイルド・ヴァルチャー無限シムルグディアボロス+レベル3×2出力エンジンと化します。

 

「ランク5以上のRR Xモンスターに頼らず、メインモンスターを中心に攻め込んでいくRRの異端感」、そして「ワイルド・ヴァルチャーが全ての起点になる所」が、このデッキを使う面白さだと思っています。

3年前に更新したデッキレシピ記事は、上記のギミックをメインに据えています↓

crowingspear.hatenablog.com

 

デッキレシピ【RR-ワイルド・ヴァルチャー2.5】

 

 

上図が現在のデッキレシピです。

2.0のレシピに対し下記2点のアップデートを施しました。

「絶神鳥シムルグ」で安定性向上

もともと《王神鳥シムルグ》《ダークネス・シムルグ》を使用しデッキの終着点を担っていた「シムルグ」ですが、《絶神鳥シムルグ》がめちゃくちゃ強いです。RRと相互に矢印が伸びており、序盤は《ダークネス・シムルグ》出力補助、中盤は自身による手数確保、終盤は《烈風の覇者 シムルグ》による盤面出力UPと、ゲームを通して隙なく安定性を底上げしてくれます。

 

 

「ビーステッド」でディアボロスへアクセス+トリガー用意

2.0のレシピにおいて、デッキにいる《闇黒の魔王 ディアボロ》へは、最序盤の《永遠の淑女 ベアトリーチェからしかアクセスできなかったのですが、《深淵の獣マグナムート》のいる「ビーステッド」を採用することでこの困難を緩和しています。《深淵の獣ルベリオン》《深淵の獣バルドレイク》《烙印の獣》と闇属性リリースのトリガーにも事欠かないので、《RR-ワイルド・ヴァルチャー》への負担軽減も図れました。「ビーステッド」自体の継戦力で、モンスターを一掃されても「ビーステッド」1体を浮上させ、《RR-ワイルド・ヴァルチャー》のリリース要員確保、なんてこともできるのでとても心強いです。

 

そのほかにも下記2点のうまみがあります。

  • RR-ネスト》が破壊された場合にサルベージ効果を発動した《RR-ヒール・イーグル》を《復烙印》で戻せる
  • 深淵の獣ルベリオン》《闇黒の魔王 ディアボロ》でのランク8素出し
  • チューナー確保から《PSYフレームロード・Ω》《RR-レディネス》コンボを狙える

 

デッキの弱点

このデッキのどうしても拭えない弱点は以下2点です。

  • 最序盤に《RUM-ソウル・シェイブ・フォース》でLPを半分にしてしまう
  • 打点3000を超えるモンスターへの対処法が少ない

以前からの課題事項で、高打点モンスターやデバフ・バーンによる突然の詰み発生して困っていました。一応EXデッキに頼って対処するプランを用意しました。

前者:「Ωレディネス」の再採用

後者:「プライム・フォトン」系、《RR-デビル・イーグル》

 

鳥オフ参加者各位

私自身、長い時間《RR-ワイルド・ヴァルチャー》について考えてきました。カード効果の性質上、最終盤面に残って殴るようなモンスターではないのですが、その分コイツを乱舞させられるデッキを組めたと思っています。

パワーラインについて

あくまでも《RR-ワイルド・ヴァルチャー》が一番活躍することを基準にしていますので、スピード・パワーライン・妨害の程度は良くも悪くもコイツの性能で頭打ちになります。「ワイルド・ヴァルチャー」の活躍を魅せる目的でデッキを組んでいるので、デッキが位置するパワーラインが制限されてしまうのが実情です。(不器用なヤツでごめんなさい)

クセのある鳥が沢山出るわけですから、参加者各々がそれぞれの鳥カードに最適化したデッキを組んできた場合、デッキのスピードが合わない交通事故的な対戦をゼロにすることはできません。

その分いろんな方と対戦して試行回数を重ねれば、鳥カードが活躍する機会を増やしてあげられると思います。

 

さいごに

上記しましたが、鳥オフでは勝ち負けが結果の良し悪しに直結しません。

 

参加者の皆様におかれましては、己の「鳥カード」を魅せるデッキを組み上げ、対戦において遺憾なく発揮して欲しいです。加えて対戦結果にとらわれず、相手の鳥デッキの面白いところを見つけていただき、鳥オフを存分に楽しんでいただけるよう祈っています!

 

2次会も参加してね

「久々にトチ狂った遊戯王、したいな…」

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鳥カードと三日三晩向き合う
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当日、数多の鳥達と鎬を削る、闘争の戦禍に身を投じる
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身体は鶏肉を求める
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鳥オフ二次会が開催される

 

ということで、鳥オフ2次会恒例となった、鳥を食べる会。鳥デッキについて語りあい、存分に鳥を食らってください!

参加表明をお待ちしています!

https://twipla.jp/events/577131:鳥オフ2次会リンク