【まい投2020-37日目】【デッキ紹介】RR-ワイルド・ヴァルチャー2.0
9期のインフェルニティガンとして悪名高い 「RR-ワイルド・ヴァルチャー」というカードでデッキを組み始めて4年(くらい)経ちました。
「ファントム・レイジ」でRR・幻影騎士団が強化され、このカードにも日の目が当たった(当社比)ので、このほどデッキを更新しました。
今回は強化された【ワイルド・ヴァルチャー】をお目にかけたく、記事に書くことにしました。
デッキレシピ
詳細はこちら
結局、新規RRは2種類採用に落ち着きました。
「RR-ワイルド・ヴァルチャー」で出す先であるレベル3RRでありながら、特殊召喚効果を持って初動にも貢献できる柔軟さ。さよならスカルイーグル。
以前はP召喚を使って「RR-アーセナル・ファルコン」を出す動きを初動に使っていましたが、今回から不採用に。
「ファントム・レイジ」で登場したRR・幻影騎士団強化により、「RR-アーセナル・ファルコン」を出すだけなら「RR-ワイルド・ヴァルチャー」を使うより簡単に実現できる方法が生まれてしまったので、初動から「RR-ワイルド・ヴァルチャー」を使う必要性がなくなりました。
【デッキ紹介】RR-ワイルド・ヴァルチャー【 #鳥オフ 】 - ColumPus
※こちらは過去のレシピです
ワイルドヴァルチャーがなにをするの?
シムルグ+ディアボロスループ
「ダークネス・シムルグ」「闇黒の魔王ディアボロス」はそれぞれ似た条件で自身を特殊召喚する効果をもつモンスターですが、『闇をリリースして闇をアドバンス召喚』しても、同時に特殊召喚はできません。
1枚でこれを実現するには、『闇属性で・アドバンス召喚できて・自身をリリースできる効果を持つ』必要があります。
能動的にこれを行える☆5・☆6は「暗黒の召喚神」「サイコ・ギガサイバー」「ティンダングル・ベース・ガードナー」「RR-ワイルド・ヴァルチャー」のみです。*1
その中でも「RR-ワイルド・ヴァルチャー」には、「RR-ネスト」で回収すればターンを跨いでループできるという""""唯一性""""があります。
1ターン周期のこのループを主軸にしたのがこのデッキです。
具体的な動きはこちら
- 「RR-ワイルド・ヴァルチャー」をアドバンス召喚
- 「ダークネス・シムルグ」を自身の効果で特殊召喚
- 「RR-ワイルド・ヴァルチャー」をリリースし「RR-ヒール・イーグル」2体を特殊召喚
- 「闇黒の魔王 ディアボロス」を自身の効果で特殊召喚
- RRが2体いるので「RR-ネスト」で「RR-ワイルド・ヴァルチャー」を手札に戻す
結果「ディアボロス・シムルグ・レベル3×2体が毎ターン出てくる」
こちらの動きは以前の記事でも紹介しました。
ランク3連打・ランク8連打が可能に
結果「毎ターンレベル3とレベル8が2体並ぶ状況」を作れます。
出てくるレベル8が強いので、そのままエクシーズする旨みはそんなにないですが
みたいなことをすればループ内容が
「ディアボロス・シムルグ・リバリアン・タイタニックが複数回出てくる」
に変化します。
理想ムーブ
序盤-ループ完成
- 「RR-ヒール・イーグル」
- 「闇黒の魔王ディアボロス」
- 「ダークネス・シムルグ」
を墓地or手札に揃える必要があります。
このデッキでは次の2ステップを踏むのを理想としています。
1.「ワイズ」+「フォース」
「闇黒の魔王ディアボロス」は他のコンボパーツよりアクセスが難しいので、汎用の墓地送り札に頼ります。
「RR-ワイズ・ストリクス」の②でサーチ可能な「RUM-ソウル・シェイブ・フォース」から「永遠の淑女ベアトリーチェ」を出せるので、これで達成可能です。
これを達成してくれる主な初手は次の2パターンです。
さらに条件が良ければこの間に「RR-ネスト」が手札に加わり、ループに向かえます。
2.「シムルグ」+「フェニックス」
1.の状態に適当なモンスター1体が加われば「王神鳥シムルグ」と「トロイメア・フェニックス」を相互リンク(=戦闘破壊されない)状態で出せます。
自身の耐性と合わせれば「戦闘・効果で破壊されず効果対象にならない」になるので、返しのターンまで生き残ってくれることでしょう(希望的観測)。
最初のターン終了時に「ダークネス・シムルグ」を、相手ターン終了時に「RR-ヒール・イーグル」を出せば、ループ完成に大きく近づきます。
後は「RR-トリビュート・レイニアス」「RR-ワイルド・ヴァルチャー」「RR-ネスト」や他汎用札の引き具合に頼ります。
ループ成立後
ループが完成したら、「闇黒の魔王ディアボロス」のハンデス、「ダークネス・シムルグ」の魔法罠無効・各種No.Xで制圧します。
ディアボロス+シムルグのループを途切れさせないために、モンスターが1体は場に残る立ち回りを意識できればなお良しです。
「RUM-ソウル・シェイブ・フォース」でライフがデフォルトで4000未満になっているので、突然死しないように注意します。
その他のカード
「ジェネレーション・フォース」
初動からループ完成後までXモンスターがいないことはないので、ほぼいつでも使えるカードです。
「エクシーズ・スライドルフィン」・「エクシーズ・リボーン」をサーチできます。
「エクシーズ・リボーン」は、「永遠の淑女ベアトリーチェ」「No.71リバリアン・シャーク」が蘇生先の筆頭候補です。
「RR-デビル・イーグル」のバーンで引導を渡しにいくこともできます。
「ダーク・クリエイター」
場を空にされても動けるカードとして採用しています。
このカード1枚で
- 「RR-ワイルド・ヴァルチャー」蘇生して効果→レベル3×2体と「闇黒の魔王ディアボロス」自己蘇生
と動かせば、疑似ディアボロス+シムルグの動きができます。
採用を検討したカード
「レイダーズ・ナイト」「RR-エトランゼ・ファルコン」
初動が終わったら役目が少なくなるレベル4モンスターの利用手段です。
「RR-エトランゼ・ファルコン」はヴォルカザウルスのような効果を持ち、破壊された場合「RR-デビル・イーグル」を蘇生できることから、打点3000を超えると対処が難しいこのデッキの弱みを補ってくれるカードです。
「エクシーズ・スライドルフフィン」や「RR-ペイン・レイニアス」を素材に出せないので、実質「召喚僧サモン・プリースト」+魔法カードが終盤に要求される都合上見送りました。
「RUM-七皇の剣」
「No.71リバリアン・シャーク」のサーチ先です。
蘇生した時のメリットが大きく進化前がランク4の「CNo.101 S・H・Dark Knight」や、進化前がランク8の「CNo.107 超銀河眼の時空龍」が出す候補に入ります。エクストラデッキの都合上採用を見送りました。
エクストラが空いたら入るかも。
最後に-次のワイルド・ヴァルチャーデッキ
遊戯王ニューロンなどを見ても、「RR-ワイルド・ヴァルチャー」を活用したデッキをあまり見かけなかったのですが、このほどフォロワーさん(カイ(仮 (@kaiji1019) | Twitter)が組んだとのツイートを拝見し、陰ながら大変うれしく思っていました。
ご自身がデッキ紹介ブログを書くにあたり、僕の記事を引用したいとのことだったので、せっかくなら今の構築のほうが引用しやすいかなと思い記事を書くに至りました。
明日以降に記事が上がるそうなので、ぜひお楽しみに!
*1:2020年9月12日現在