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ColumbusのたまごColumnブログ

【遊戯王Advent Calendar 17日目】デッキ構築をやめよう

 Pmanです。

この記事はブログリレー企画「遊戯王Advent Calendar」の記事です。

企画も17日目。12月25日までもう1週間少しと迫ってきました。

僕は参加者の皆様の記事を日ごと楽しみにしているのですが、遊戯王記事を毎日読みつつクリスマスまでのカウントダウンをする・・・Advent Calendarとしての面目躍如ですね。

 

企画概要はこちらから

adventar.org

 

昨日のリン酸さんの記事にあった「SR-オハジキッドシンクロ召喚を中断させて蘇生したモンスターの効果を使う」という発想は衝撃でした。

自分もオハジキッドを使っているので、アイディアとして活かしたいです。個人的にはシンクロ先の風縛りを解除できるのがおいしいかも。

記事はこちらから

h3po4.hatenadiary.com

 

 

僕のテーマですが、タイトルにある通り

「デッキ構築をやめよう」です。

センセーショナルな響きで恐縮ですが、プレイヤーとして「個性を出すこと」について考えた記事です。

 

遊戯王で遊ぶ以上、大なり小なり自分なりの個性を示したいという人は多いと思います。

「強烈な個性のあるデッキがタイムラインに流れてくるが、自分はこんな発想できない・・・」

「自分にしかできないデュエルがしたいが、自分にしか組めないデッキやコンボなんてみつけられない・・・」

デッキで個性を示したい人なら誰しも持つ悩みだと思いますが、この気持ちが大きくてずっと苦しんでいる人に向けて書きました。

 

 

 

プレイヤーの個性はどこに

デッキのクラウド

遊戯王で遊ぶときに、まず用意しなければならないのが「デッキ」。

 

デッキを組むためにはカード効果について知る必要がありますね。

それらはすべてネットに載っています。遊戯王カードデータベース」や「遊戯王Wiki」には全カードのカード効果が載っていて、デッキ構築をするのにとても便利です。

あるカードを検索すれば、相性のいいカードや強力なコンボをすぐ見つけることができます。

 

デッキレシピの投稿先も充実しています。

みんながやっていて拡散が速い「Twitter」。大会入賞レシピもいち早く共有されます。

最近では公式の「カードデータベース」 も整備されてデッキの投稿がしやすくなっています。(めちゃ便利です)

 

これをデッキのクラウドと呼ぶことにしましょう。

 

デッキレシピを参照しやすいので、ビギナーにとって「遊戯王」は「どのカードを買えばいいかわかる」という始めやすい状態となっています。(遊戯王に限らないかもしれませんが)

 

逆に言えば、遊戯王を遊ぶなら、使いたいカードを使うなら、組みたいデッキを組むなら、何をすればいいかある程度分かる現状になっています。


遊戯王で自分の個性を示したい人にとって、少々息が詰まる状態です。

自分の見つけたコンボや、組んだオリジナルデッキが、すでに発見されているかもしれないのです。デッキ構築に究極のオリジナリティはないのではないか。

 

自分のプレイヤーとしての個性は今どこにあるのでしょうか?

 

 

情報伝達が構築偏重になっている

僕はこの問いに対してはっきりと「誰にでもある」と言えます。

 

遊戯王にかぎらず、カードゲームはデッキとそれをプレイするプレイヤーのカードプレイ、そして対戦相手がいて成り立ちます。

 プレイヤーの個性はこの3つの掛け合わせで表現できると考えています。

 

デッキ×カードプレイ×対戦相手=個性

 

一目瞭然、デッキで個性が示せなくとも、カードプレイや対戦相手によって個性は示せます。

 

対戦相手は個人だけに属する個性ではないので後述します

 

 

「カードプレイで個性を示す」と聞いてイメージが湧かない方がいるかもしれません。

 

実は2016年の遊戯王世界大会にて、青眼を使用して優勝したのは「檜山さん」ですが、環境を読みデッキ構築をしたのは「しのさん」でした。

プレイングと構築を分担してつかみ取った優勝だったのです。構築とプレイングの個性は、独立して発揮しうる例です。

www.db.yugioh-card.com

 

しかしながらプレイングはその場その場で変わるもの。

デッキ構築のように1枚の画像で網羅できないので、デッキに比べて共有しずらくなっています。

メインの情報共有源であるTwitterは情報によって拡散速度に差が付きやすいので、結果として

拡散される情報量は

デッキ構築>>>プレイング

になります。

 

それをみる私たちが、個性を示す手段としてデッキ構築にばかりこだわってしまうのも無理はないかもしれませんね。

 

 

 

 環境が大きくなっている

対戦相手は、「対戦相手のいる環境」と言い換えることができます。

 

「環境」=「CSなど競技大会の環境」を指すイメージがありますが、

 

本来「環境」には単に「周りの状況」程度の意味しかありません。

 

デッキのクラウド化により、大会のデッキ分布や優勝レシピがながれてきて、プレイングやデッキに一定の「答え」があるように思えてきます。

 

 いつもの友だちのいる「身内環境」で遊んでいても、「大型大会の練習」になってしまう。身内環境にないデッキへの対策カードがデッキに入り、身内向けの「ガンメタ」はむしろテンプレから外れるという理由で忌避される。ここに違和感を覚えたことがある人もいると思います。

 

「身内環境」とクラウド化された大きな「環境」の境界があいまいになっています。

友だちのうちで「ライトロード」ならA君、「暗黒界」ならB君といったオリジナリティは、大きな環境の中では「全ライトロード使いのうちのテンプレレシピ」になり、その個性を失ってしまいます。

 

厳密には、優勝したデッキは「その大会環境・その人のに合った」レシピであり、いきなりその「答え」にたどり着いたわけではなく、対戦を繰り返して組みあがった「ストーリー」のあるものです。

他人が見て天下り式に使ってみたところで、そのストーリーは抜け落ちてしまっています。(コピーデッキから始めることを否定するものではありません)

 

大きな環境に目を向けすぎることは、

 デッキ×カードプレイ×対戦相手=個性

の「対戦相手」を全部同じにして考えることです。

 

対戦環境が違うんだから、自分のいる場所それ自身が個性と言い張ってもいいんじゃないかなと思います。

 

プレイングに目を向けよう

自分のプレイングの個性を知るには、プレイングのクセを知る必要があります。

 

しかしながら、個人に属する個性のうち、拾える情報量の差からプレイングはデッキ構築に対して意識しづらいものとなっています。

 

以下では、プレイングを強く意識するためにおすすめな遊戯王の楽しみ方を紹介します。

こちらがこの記事の本懐です。 

 

ミラーマッチ

ミラーマッチはお互いが同じデッキを使用する遊び方です。

僕がフォローしているあんだるぽ (@andal_po) | Twitterさんのように、ミラーマッチ用のデッキを用意して遊ぶ人が結構いたりします。

andal-po.blog.jp

 

ミラーマッチの魅力は、デッキが固定されているゆえにプレイングのクセやデッキへの理解がモロに対戦に現れるところ。

 

聖なるバリアーミラーフォースー」のような一発逆転カードを伏せておくのか、使えるときに使ってしまうのか等

普段見過ごしているような細かなカードプレイまで意識できる遊戯王ができます。

 

あんだるぽさんが持っているミラーマッチセットの一例は以下の通り。

  • 征竜ミラー
  • 旋風BFミラー
  • 04環境ミラー
  • 墓守猫ミラー
  • シャドールミラー

ご自分で構築をしたものもあります。

カードプールを組んだり、実際にそろえるのが大変ですが、構築当時に決めたルールで固定できるので、一度組めば未来永劫、デッキを持っていなくても、新カードが出たり禁止カードやエラッタが来てもいつでも遊べます。

 

身近にミラーマッチセットを持っている人がいたら、ぜひ一緒に遊んでみてほしいです。

 

僕はあんだるぽさんから何度か遊びに誘ってもらっていますが、もし遊べる機会があったら「墓守猫ミラー」をやってみたいです。

(「サモサモキャット」未経験なので体験したいというのもある)

 

個人的な意見ですが、ミラーマッチを含めたゲートボール(昔の遊戯王を楽しむ遊び方を、老人に例えてこう言います)は、それ自身構築戦とは別軸の楽しみ方もできるので「単に構築戦につかれたからやるもの」をはるかに超える魅力があると思っています

 

あんだるぽさんが用意している遊びは、ミラーマッチに限らずこちらにまとまっているので是非見てほしいです。

それぞれのミラーマッチセットの楽しさと揃えやすさが比較してあり、ミラーマッチセットを作ろうと思っている方は参考になります。

andal-po.blog.jp

 

 

ワイルドマンハーフ

無駄知識デュエルさんが動画として出している遊び方で、E・HEROワイルドマンをメインにしたハーフミラーマッチです。

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www.db.yugioh-card.com

 20枚のうち19枚が決められており、罠カードを自分で1枚だけ選んで入れられます。先行ドローあり、初期手札は3枚。

 

一部だけオリジナリティが出せる点と、1ゲームが早いのでデュエル回数を重ねられる点が魅力です。ハーフデッキなので揃えるハードルが低いのもGood。 

 

エクストラデッキに5枚まで入れられる(ランク5は禁止)ますが、エクシーズ含めエクストラ召喚は基本的にアド損であり、隙が大きいことを再認識できます。

 

詳しいルールなどは動画から

www.nicovideo.jp

 

 

デッキ交換戦

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 文字通り、自分のデッキを他人に使ってもらうことで「自分のデッキ」を「別の人のプレイング」で眺める遊び方です。

自分に属する個性=デッキ×カードプレイ

 

であることを考えると、他人のデッキを自分が使った時点で別の個性です。

同じテーマを使っても人が違えば別の構築になるのと同じように、同じデッキのプレイングでも差が出るものです。

 

友だちとたまにやるのですが、自分のデッキなのに知らない動きを始めたり、自分のデッキの弱点がわかったりしてとてもいい刺激が得られます。

対戦後に感想やアドバイスを伝え合い、お互いの構築方法の違いに気づけたら最高ですね。

 

 

 

 

さいごに:プレイングはデッキ構築にも帰着する

プレイングとデッキ構築は重なる部分があります。

自分の好きなプレイングに合った構築を考えれば、使っていて楽しいデッキになります。遊戯王は対戦ゲームなので、対戦で楽しくてナンボです。

 

デッキ構築は楽しいものですが、構築だけで自分の個性を出そうとして苦しんでいる人がいるなら、

 

いったんデッキ構築をやめてみてプレイングという個性に目を向けてほしいですし、

 

自分の対戦環境で、自分のプレイングで自分が導きだした唯一のデッキを愛してあげてほしいと思っています。

 

 

 明日の記事

明日の記事投稿はリゲルさんです。

本人のブログに記事が上がるほか、アドベントカレンダーにURLが貼られるのでチェックしてみてください!

 

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リゲルのデッキ置き場

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リゲル (@ssslqstm) | Twitter

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遊戯王 Advent Calendar 2019 - Adventar

【遊戯王Advent Calendar 1日目】遊戯王Advent Calendar始まりました!

 

初めまして、Pman(ぴーまん)と申します。

この記事はブログ企画遊戯王Advent Calendar」の企画記事です。

 

普段はこちらのブログで遊戯王記事やエッセイ形式の記事を投稿してます。

直近の記事はこちら

crowingspear.hatenablog.com

 

遊戯王Advent Calendarの副主催(菜)として、(ぴーまんだけに)

「この企画について知ってもらい、明日からの記事を楽しく見てもらえること」がこの記事の目的です。

 

 

遊戯王Advent Calendarについて

 

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1日1個お菓子がもらえる「アドベントカレンダー

 

刺身 (@YPsashimi) | Twitterさんが企画した【遊戯王版のアドベントカレンダー】です。

sashimimihsas.hatenablog.com

 

クリスマスまでの24日間、お菓子やプレゼントを1日1個ずつもらえる「Advent Calendar」にちなんで、毎日一人ずつリレー形式でブログ記事を公開するイベントが国内外問わず開催されています。これも同じく「アドベントカレンダー」と呼ばれています。端的に言うと【12月限定ブログリレー】ですね。

 つまり遊戯王アドベントカレンダー

【12月限定ブログリレーの遊戯王版】というわけです。

 

今回は「遊戯王に関することならなんでもOK」「イラスト等作品での参加もOK」というゆるいテーマ縛りのもとで23名の参加者が集まりました。

 

余談

海外KONAMIからは毎年24枚のカードが収録された「本当の意味でのアドベントカレンダー」が発売されています。今年2019年はクリボーシリーズから24枚収録されています。

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「Yu-Gi-Oh! Cards: Advent Calendar 2019」の商品イメージ



参加者の紹介

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参加者一覧。下記URLから詳細が見られます
  • 公式・非公式大会に参加する競技プレイヤー
  • 個性的なデッキを組むカジュアルプレイヤー
  • 技術面で遊戯王にかかわるエンジニア
  • 裁定・ルールなどをわかりやすく解説するブロガー
  • イラストを描かれている方

 など、多様な方々が集まりました。

参加者がそろったときに皆さんのプロフィールを拝見して、遊戯王へのかかわり方がこんなにも多様にあるのかと驚きました。

記事を書く立場だけでなく、いち読者として遊戯王Advent Calendarを通して自分の知らない遊戯王に触れられることもおおきな楽しみの一つです。

 

一部の方をピックアップして紹介したいと思います。

 

はつゆき_YPさん(12月6日)

 iOS向けアプリを開発されているエンジニアの方で、遊戯王のライフ計算アプリをリリースされています。

僕もダウンロードしてみましたが、遊戯王DMデザインのライフカウンターがかっこよかったですし、デュエル中ならではのスマホ操作の悩みがクリアされていて使用感もよかったです。

今回の企画でもアプリ開発についての記事を書かれるそうなので、楽しみにしています。

過去記事

note.com

Reo@YARDSさん(12月10日)

 デュエル中のフィールドに映像や音声効果を付けられるシステム、「YARDS」の開発をされている方です。

 遊戯王のオフ会に出展されていた時に僕も「YARDS」で遊んだことがありますが、シンクロやペンデュラムなどの召喚演出がかっこよくてテンション上がりました。

今も改善を続けているそうなので、その発展を記事として読みたいな、と思っています。

 過去記事

note.com

橘柳さん(12月20日

 端的にいえばカジュアルプレイヤーの一人ですが、デッキ構築で己に対する挑戦を繰り返している方です。

「アンチシナジーなカードをあえて採用する」という衝撃的なコンセプトで構築された【擬態】の記事は以前一部で話題を呼びました。

企画記事にて、構築する際の考え方に触れたいなと思っております。

過去記事

note.com

Shakeboyさん(にんげんさん)(12月22日)

遊戯王のルールや新規カードの解説をされているブロガーです。

「ガチまとめ」にも寄稿されています。

「感覚の言語化」で捗るデッキ調整論 | 遊戯王 - コラム | ガチまとめという記事が個人的にはお気に入りです。(現在ははてなblogに移行されています)

過去記事 

shakeboy.hatenablog.com

参加者一覧や投稿予定の記事タイトルはこちらのアドベントカレンダーに載っています。

今日から1日1個ずつ記事のURLが公開されますのでお楽しみに!

adventar.org

 

 

 明日の記事

明日の記事投稿は刺身さんです。

本人のブログに記事が上がるほか、アドベントカレンダーにURLが貼られるのでチェックしてみてください!

 

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デッキの生け簀

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刺身 (@YPsashimi) | Twitter

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遊戯王 Advent Calendar 2019 - Adventar

 

 

森を見る人は枝葉を見ている

今週のお題「紅葉」

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細かいところに目を配りすぎるあまり本質や全体像を見失うことを「木を見て森を見ず」という。

 

同じ「木」をテーマとした四字熟語に「枝葉末節(しようまっせつ)」がある。
意味は「主要でない細かい部分」「本質から外れた些末(さまつ)なこと」。
また「枝葉末節にとらわれる」と言えば、「些細なことに気を取られて本質を見失う」ことを指すそうだ。

「木を見て森を見ず」とほとんど同義である。


「森全体に対する一本の木」「木全体に対して、一本の些細な枝」というふうに、階層構造の違う部分をそれぞれ比べたのに、似た意味になっているところがおもしろい。

 

森を眺めるとき、幹の一本一本は枝葉に隠されて見えない。
木という個の本質を見るためには、木と触れ合うほど近づかなければならない。

裏を返せば、木の幹という本質を見なくとも、森は美しいと感じられる。
なぜか。それは、森が枝葉で飾られているからである。 

 

私たちが森を見るとき、もっぱら枝葉を見て楽しんでいる。木の一本に対しては些細なことでも、森全体を俯瞰すれば、枝葉も大したモノのように思えてくる。

 

木にとらわれず森を見ようとする人ほど、枝葉が目に入ってしまう。

枝葉がどこまでも些末に見える人なら、なんとか幹を見ようと目を凝らすかもしれない。しかし目に入ってくるのはどこまでも枝葉で、幹の形は想像するしかない。

 

自分が大事にしていることなど周りからはつゆほども気にかけてもらえず、自分にとって些細なことがありがたがられる。

自分が森の外から見られている一本の木だとして、本質から外れた飾りの部分が遠くの誰かの景色を彩っているのだと考えれば、枝葉も誇らしく見えてくるものだ。

 

森を彩る「些末な枝葉」を楽しむ、紅葉の季節である。

【デッキ紹介】RR-ワイルド・ヴァルチャー【 #鳥オフ 】

 お久しぶりです、Pmanです。

先日10月13日に開催された遊戯王OCGの非公式イベント、第6回鳥オフに参加してきました。

 

鳥オフとは、参加者それぞれが「鳥カード」を選び、それを主軸に据えたデッキを組んで集まるフリーデュエル会です。

「対戦相手にデッキを採点してもらう」という変わったシステムがあるので、デュエルするにあたって、自分の鳥のアピールはもちろん、相手の鳥カードの活躍を見ることも重要です。

 

 

 

 僕が選んだ鳥カードは第1回鳥オフからずっと使用しているRR-ワイルド・ヴァルチャーでした。

RR-ワイルド・ヴァルチャー

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効果モンスター

星6 /闇/鳥獣/攻 1600 /守 2000 
⑴:このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズにこのカードをリリースして発動できる。レベルの合計が6になるように、自分の手札・墓地から「RR」モンスター2体を選んで特殊召喚する。

 

 

 

デッキレシピ

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www.db.yugioh-card.com

ワイルド・ヴァルチャーの唯一性を求める

ご存知の通り、「ワイルド・ヴァルチャー」は上級モンスターゆえの中途半端なステータスのせいで出力に手間が要り、レベル4を主軸とする「RR」デッキで使うには効果を活かす機会に恵まれないモンスターです。

1ターン目から使える効果でもないですし、初手に3枚引いてしまったらそのデュエルはもう諦めるしかないくらいのモンスターです。

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手札に3枚揃ってしまった人

とはいえ、RRの中でもイレギュラーなレベル6モンスターなので、その唯一性を活かすカードは以前から登場していました。 

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RR-アーセナル・ファルコン」。素材は汎用でありながら、素材に「RR」があれば③が発動できて、好きなRRXモンスターを出せます。
汎用エクシーズをRRにランクアップさせる「RUM-レイド・フォース」を「ワイルド・ヴァルチャー」素材のランク6に使ったり、「ワイルド・ヴァルチャー」のレベルを1上げて直接エクシーズ召喚して③が使える「アーセナル・ファルコン」を出力できます。「ワイルド・ヴァルチャー」がレベル6RRである唯一性を活用するというわけです。

(この動きをワイルド・アーセナルと名付けていました)

前回鳥オフに参加した時(第4回鳥オフ)に持って行ったデッキはこの動きを軸にしたものでした。

 「RR-エトランゼ・ファルコン」と合わせることで自爆特攻ループを組み「RR-ファイナル・フォートレス・ファルコン」の連続攻撃につなげるデッキで、

アーセナル・ファルコン」を出すだけならよりハードルの低い「ラスト・ストリクス」に対して「出したターンには戦闘ダメージが0になる」デメリットがない点で差別化を図っていました。

 

しかしながら「アーセナルが出た後のワイルドヴァルチャー」の役割が薄く、対戦した相手のうちの一人から「ふつうの「RR」ですね」と指摘されてしまい、「主軸となる鳥カードの活用」としては評価が難しいと思われていることに気づきました。(結構ショックでしたが、真っ当な指摘でした)

 

時は流れ、2019年秋。新たなリンクモンスター「RR-ワイズ・ストリクス」「無限軌道要塞メガトンゲイル」が登場したことで、「ワイルド・アーセナル」の動きは進化を遂げていました。

 以前のデッキの正当進化と言えるルートですが、これこそ「ラスト・ストリクス」との差別化が難しく、第4回で指摘された「鳥活用」の問題も解消できていないため主軸に据えるわけにはいきません。

 

などと考えながら、最近発売されたカードプールをサーフィンをしていると、2枚のカードを発見しました。

闇黒の魔王ディアボロ

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効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドの闇属性モンスターがリリースされた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカードをリリースできず、効果の対象にもできない。
(3):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
相手は手札を1枚選んでデッキの一番上または一番下に戻す。

 

ダークネス・シムルグ

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効果モンスター
星8/闇属性/鳥獣族/攻2900/守2000
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、
自分が闇属性または風属性のモンスターのアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードの属性は「風」としても扱う。
(3):魔法・罠カードの効果が発動した時、
自分フィールドの鳥獣族・風属性モンスター1体をリリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

 同じような特殊召喚効果を持った2体ですが、闇属性モンスターをリリースして闇属性モンスターをアドバンス召喚した場合、裁定上どちらかしか特殊召喚できません。

 

一方「ワイルド・ヴァルチャー」はアドバンス召喚した後に自身をリリースする効果を持っているので、一連の流れで両方の効果を使えます。

 上級モンスターで同じ条件に該当するものとして「暗黒の召喚神」がいますが、バトルフェイズを行えないデメリットを持っています。

また、「スカル・イーグル」が2体並ぶので「RR-ネスト」で「ワイルド・ヴァルチャー」を回収できます。つまり次のターンに全く同じ動きができます。

ここまでくると該当するのは「ワイルド・ヴァルチャー」が唯一です。この唯一性を活かさない手はないと考え、こちらのコンボを軸に構築に着手しました。

 

構築するにあたり、「スカル・イーグル」「闇黒の魔王ディアボロ」「ダークネス・シムルグ」の確保が難点でしたが、「ワイルドアーセナルからメガトンゲイルの動き」の過程で「永遠の淑女ベアトリーチェ」「RR-ネスト」にアクセスでき、次のターンの「RR-トリビュート・レイニア」も確保できることから、これを本命コンボの布石を打つための前座として採用し、上の構築と相成りました。

 

RUM-ソウル・シェイブ・フォース」で4分の1になったライフを守る手段として「RR-レディネス」やそれを使いまわす「PSYフレームロード Ω」に意味を持たせることもでき、構築全体に一貫性を持たせることができました。

 

実際に対戦してみて

今回対戦した8人全員に「シムルグ+ディアボロス」の動きを見せることができ、そのほとんどでイーブンの勝負ができました。

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」を使う関係上「ワイルドアーセナル」の動きが2ターン目以降になり、本命コンボがさらに1ターン以上後ろ倒しになることから盤面が整うまでに相手に準備する時間を十分与えることができたのが要因かなと思います。

少し心配していた「メガトンゲイル」で相手が詰む懸念ですが、1人を除いて全員が短いターンで処理してくれたので、ここはもくろみ通りでした。

突破できなかった人のブログ↓

silane2744.hatenablog.com

(運営として鳥オフ全体を見た感想も書かれているので、鳥オフの雰囲気を知りたい人は是非読んでみてね)

メガトンゲイル自身Xモンスターや魔法罠と抜け道があり、展開過程でライフがめちゃくちゃ減っているため『「レディネス」さえ何とかすればワンチャンある感』を与えられたおかげで

「シムルグ+ディアボロス」が成立した時の驚きが増したんじゃないかなと感じました。

結果

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活用度とデッキのクオリティで高評価をいただき、最終的に5位という好成績を残すことができました。

第4回と比べて全ての項目について点数が上がっていたのはもちろんよかったですが、勝率が5割だった、という点もデッキパワーの設定的に大正解だという証明になってうれしかったです。

対戦した「たかゆき」さんに「相手と対戦することまで意識したデッキ(意訳)」と評価してもらったのも自信になりました。

たかゆきさんとの対戦の感想をここで述べますが、「ポジションチェンジ」で攻めにも守りにも「魅幽鳥」が実にいやらしく立ち回っていました。「コンセントレイト」で意表を突かれたのは悔しかったです。ランク7の組み方など、勉強になることもたくさんありました。

たかゆきさんのデッキ紹介はこちら

 

 

 

イベント全体の所感

フリーデュエル

対戦した皆さん全員が紳士的で、それぞれがオリジナリティを持った戦い方をされていた印象でした。フリー対戦という性質上、対戦後にお互いのデッキの工夫を聞く時間があり、対戦内容以上に得られるものがありました。

各々のアカウントでその構築を紹介されていますので、#鳥オフ のタグでTwitter検索してみてください。

#鳥オフ - Twitter Search

 

中でも印象に残った夕暮れさん(@7eKdoWFW9KurxL4) との対戦をピックアップして紹介します。

夕暮れさんのデッキは「スピリチューアル・ウィスパー」を鳥カードとして選んだデッキでした。

前日発売の儀式テーマ「ガリ」を出張させ、スピリットである「霊魂鳥」とサーチを共有できる格闘技スピリットPモンスターでスケールを確保し、スピリットと、「罠で蘇生するとデッキに戻るメガリス」をつなぐ役目として「スピリチューアル・ウィスパー」が器用に立ち回るデッキでした。

 まったく頭の中になかったのですが、「スピリチューアル・ウィスパー」が1ターンに1度戦闘で破壊されないのを活かし、戦闘に参加。「ぶつかり合う魂」で確定全除去されました。

スピリットモンスターの「河伯」や「ドカンポリン」で回収できるサーチエンジンにしか見えていなかったので、完全に意表を突かれました。

1戦目からデュエル内容が面白く、新カードの勉強ができ刺激を得られたという点で一番印象に残った対戦になりました。

 

 

2次会

会場近くの焼き鳥屋にて鳥オフ恒例となった「鳥を食う2次会」が開かれました。

「○○さんのデッキがよかった」など、鳥オフ本戦以上に深い振り返りをしている人があちこちで見られました。2次会の神髄については、先述した紫蘭さんのブログに僕が言いたいことすべてが書いてあるので是非読んでみてください。

 

最後に(鳥オフアンケートへのお願い)

次回からの鳥オフをより良いものにするために、運営さんが「アンケートに協力してほしい」とのことです。僕としても大好きなオフ会なので、より良いオフ会になるために読んでくださった皆様にご協力をお願い申し上げます。

 

鳥オフに参加したことがない方はこちらから

docs.google.com

 

参加したことがある方はこちらから

docs.google.com

 

それぞれご協力をお願い申し上げます。

30日目 まいにち投稿2019 1ヶ月

まいにち投稿2019を始めて1ヶ月になりました。

 

 くぅ疲です。

 

「記事のテーマをみつける力」はこの1ヶ月でかなりついたと思います。

インプットの仕方は新聞の1面にあるコラムを参考にしました。新聞のコラムには「辞書」や「自社記事」「展覧会」など、どこの情報からコラムを書きたくなったかが必ず書いてあります。

また書くことでインプットが加速されたように思います。どうやら自分は「考えていることを記事にすると、また新しいことを考え始める」みたいです。意外に考えてたんだな、自分。

何を書くかで悩んでいた去年よりは楽にかけた気がします。

 

一方で記事に落とし込む作業は相変わらずしんどいです。だれかにぼくの思考を言語化してほしい。

 

まだ書きたいテーマがいくつかあるので、まいにち投稿はできるところまで続けたいと思っています。

 

よろしければお付き合いくださいませ。

 

 

29日目 【デッキ紹介】メタイオンライジング

お久しぶりです、「毎ターン〜する」というコンボが大好きな Pmanです。

「月光虎」のテキストを読むと心踊るタイプです。

 

毎ターン〜する」に効果の強力なカードを合わせると、毎ターン強力な効果を使えます。

強力なモンスターを何度も復活させられたら心強いですし、TCGの醍醐味ですよね。心踊ります。

 

 

コンボ紹介

ここで最近気に入っている強力なモンスターをみてください。

 

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時械神メタイオン

このカードはデッキから特殊召喚できない。

①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードはリリースなしで召喚できる。

②:このカードは戦闘・効果では破壊されず、攻撃表示のこのカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。

③:このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する。このカード以外のフィールドのモンスターを全て持ち主の手札に戻し、戻した数×300ダメージを相手に与える。

④:自分スタンバイフェイズに発動する。このカードを持ち主のデッキに戻す。

戦闘に無敵で効果破壊されず、相手のモンスターを全部除去するというド派手なモンスターですが、デッキに戻ってしまうというデメリットを持っています。

このカードを毎ターン使えるコンボがあったら無敵だと思いませんか?

 

そんな心踊るコンボに使うカードがこちらです。

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ライジング・オブ・ファイア

このカード名はルール上「サラマングレイト」カードとしても扱う。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。装備モンスターの攻撃力は500アップする。このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。②:このカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。フィールドのモンスター1体を選んで除外する。

 

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闇の増産工場

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送って発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。

 

  1. 墓地の「メタイオン」を「ライジング・オブ・ファイア」で蘇生
  2. 相手ターンは無敵なので「メタイオン」でしのぎ、デッキに戻る前に「闇の増産工場」で墓地に送る
  3. サラマングレイトのサポートを受けられる「ライジング・オブ・ファイア」を「転生炎獣ファルコ」などで回収し1に戻る

 

このサイクルが決まれば相手はずっと攻撃ができなくなります。

 

しかしながらこのコンボには重大な欠陥があります。メタイオン自身が戦闘ダメージを与えられず、自分の他のモンスターまで除去してしまうため、ほとんどダメージを与えられないことです。

 

この欠陥を解決してくれるのがこのカードです。

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転生炎獣の意思

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分メインフェイズに発動できる。自分の手札・墓地から「サラマングレイト」モンスター1体を選んで特殊召喚する。②:魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送り、自身と同名のモンスターを素材としてリンク召喚した自分フィールドの「サラマングレイト」リンクモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのリンクマーカーの数まで、自分の手札・墓地から「サラマングレイト」モンスターを選んで守備表示で特殊召喚する。

毎ターン「転生炎獣」を出力できる永続魔法です。心が踊ってきました。

 

このカードは蘇生するサラマングレイトによっていろんな動きができます。

 

  1. スピニー」以外のレベル3・・・ランク3を出す
  2. ウルヴィー」・・・手札に「メタイオン」や「ファルコ」「ガゼル」を戻す、「ファルコ」と併用してランク4を出す
  3. パロー」・・・2000回復する

 

どれも毎ターンやると強い動きですが、欠陥を解決するのは1の「毎ターンランク3」です。

 

出すモンスターは「鍵魔人ハミハミハミング」です。

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「ハミハミハミング」は他のモンスターに攻撃制限をかけない唯一の直接攻撃可能なランク3なので、メタイオンと合わせれば

「1100のダイレクトアタック+メタイオンの300バーン」で 1ターンに1400のライフを削ることができます。

 

さらに、「メタイオン」の効果で「ハミハミハミング」はエクストラに戻るので、「転生炎獣の意思」が残っていれば毎ターンこの動きを実現できます。

 

超ド派手なモンスターを巻き込んだ「毎ターン」コンボでやることが毎ターン1400ダイレクト。

心踊りましたでしょうか。

 

 

 デッキレシピ

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公式DBにデッキ登録しておきました

www.db.yugioh-card.com

 

一応「メタイオン」は「灼熱の火霊使いヒータ」でサーチできます。だいたい「闇の増産工場」を使って引き込みますが。

 

 

メタイオン」に加え、バウンス役として「門前払い」を採用しました。

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門前払い

フィールド上のモンスターがプレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、そのモンスターを持ち主の手札に戻す。

メタイオンは戦闘ダメージを与えないので「門前払い」と両立できますし、メタイオンがいないときのダイレクトアタッカーの回収を補助できます。

 

また、「鉄騎龍ティアマトン」「幻創龍ファンタズメイ」などの特殊召喚できる高打点の手札誘発を戻して使いまわす という2つ目の軸も持てるようになります。

 

 

以上、

「手札誘発の再利用+毎ターンメタイオン+毎ターンダイレクトアタック」ができるデッキ「メタイオン・ライジング」の紹介でした。

 

友だちからは「このデッキ性格悪い」「初見で当たったらTwitterブロックする」など 大好評でしたので、興味があったら使ってみてください。

 

 

28日目 メモ:リソース投資型

リソース投資型

近い将来までの自分を含めて自分が使えるリソースとみなす

 

出世するための投資として社員旅行に参加する

ステキな考えをもつ人とのつながりを広げるために毎日投稿をはじめる

 

特徴

コストを支払える幅が大きい分、得られるものの幅が広い

時間的な視野が長い

見積もりを失敗するとダメージが大きい