ColumPus

ColumbusのたまごColumnブログ

随想

【まい投2020-38日目】摩擦

地べたにスリーブから出した消しゴムを置き、消しゴムを横方向にゆっくり押し、だんだん強めていくとする。加えた力と同じだけの摩擦力が消しゴムに加わっている間は、消しゴムは動かない。ある力の強さになると釣り合いが破れて消しゴムは動き出す。 動いた…

【まい投2020-35日目】バチはもう当たってる

悪事を働いた者が報いを受けることを「バチがあたる」という。 「バチを当てている」のは神様や仏様のような存在だ。鉛筆を粗末にすると「鉛筆の神様が〜」と言われたりする。 ただ、「悪事をはたらかれた者自身が罰を与えに来る」というイメージは無い。せ…

【まい投2020-32日目】まいにち投稿2020振り返り【1~17日目】

ブログコンセプトのコロンブスの卵。この記事にはそんなに関係がない。 今年のまいにち投稿を始めて31日が過ぎた。始めたのは中途半端だが、ちょうど1か月分で区切りがいいので紹介記事を書く。(過去記事を読んでほしいのもある) 今年の投稿は例年と違…

【まい投2020-28日目】大人と諦め

「大人になる」とは「諦めること」と誰かが言った。子どもの自分には良くわからなかった。 「大人」というワードが意味を持ちすぎて捉え所がないせいもあったかも知れない。 逆に「いつまでも子どもな人」と言うと、「純粋・やりたいことに素直・向上心を捨…

【まい投2020-27日目】なりたい自分になる自分に向けて

ここのところの記事、特に23日目と26日目の2つは「主観を他に明け渡すと、個性を喪失する」という裏(?)テーマで書いている。 【まい投2020-23日目】天と地の違い - ColumPus 【まい投2020-26日目】デッキ構築は対戦から - ColumPus 主観を明け渡す…

【まい投2020-26日目】デッキ構築は対戦から

去年の12月に「デッキ構築をやめよう」という記事を書いた。 crowingspear.hatenablog.com 個性を出したい(特にカジュアル環境の)プレイヤーが「デッキ構築」だけにウェイトを置いてしまいがちな理由の考察と、プレイングとプレイヤーの環境の2つからも自…

【まい投2020-23日目】天と地の違い

赤い色という「実際に見た色」・赤色という「知識としての色」の違いを例にして、「経験+知識」の結合が地続きの理解をひろげていく、という話をしたのが昨日の記事だった。 crowingspear.hatenablog.com 地面にある経験から、空中にある知識が添え木となっ…

【まい投2020-22日目】色を理解すること

私たちの視界にはフィルターがかかっている、という話をしたのが今年のまいにち投稿の4日目である。 そのフィルターのおかげで、同じものを見ても同じように見えているわけではない。 その見え方のクセが個性そのもの、という論旨だった。 【まい投2020-4…

【まい投2020-20日目】波

身の回りにはたくさんの波が飛び交っている。人はその波を情報として受信する。 聞こえてくる音は空気の疎密が波になって鼓膜に届く。目で視えているものは電磁波の一種である光となって網膜に映った像が元である。 情報は電気信号に変換され、波として神経…

【まい投2020-13日目】アンノーンK

昨日は「防犯カメラの視界」を足がかりに、人がみている視界について考えた。 「未知を解釈するための基準は既知の中にある」という話だった。 crowingspear.hatenablog.com まとめが一般的すぎるので、例え話を含めて書き進めてみる。 たくさんの形を持つア…

【まい投2020-12日目】防犯カメラの視界

防犯カメラは今、人物や行動の認識ができるようになり、万引きをする人を未然に察知し、逮捕に導くことができる。映像に映った人それぞれが「普通のお客さん」か「万引きをしそうな人」か、判断をして教えてくれるそうだ。 カメラ映像は人の視界を再現したも…

【まい投2020 11日目】野球ロボット

野球をするロボットの開発が行われている。 現在、「投球・ボールの捕捉・打撃・走塁・捕球」の5要素に分割したロボットは既に実現しているそうだ。 ishikawa-vision.org 投球や打撃については、ほぼ正確にストライクをとれたり、ストライクゾーンなら確実に…

【まい投2020-10日目】ブラックボックス

関数は、かつて「函数」と書いたそうだ。 「函」は函館(はこだて)と読むように、箱を意味する漢字である。 一方数学で出てきた関数は、という形で学校で習ったアレである。 とは箱である。その箱にというものを入れると、箱の中でにある操作をして箱の外に出…

【まい投2020-7日目】写真を撮ること

写真を見ると、いろいろな想像を掻き立てられる。 波が寄せ来るさま、その音、雲がどこに流れていくか、砂浜の貝がどこから来たのか・・・などなど。写真本来のコンテクストから離れ、勝手気ままにストーリーを作りあげることさえ可能である。 写真とは、も…

【まい投2020-6日目】当たり前の証明

今年のまいにち投稿を始めて1週間が経った。 見返してみると難しいことばっかり言っていて、自分の正気を疑いたくなるほどだ。 しかし得られた結論はありふれたものだった。昨日の記事の結論だけを言うなら、「真実が一つであること」、「人によって受け取…

【まい投2020-5日目】真実はいつも一つで多重的

フィルターの話をした。 人は世界を見るとき偏見のフィルターを通して情報を受け取っていて、フィルターの一つ一つが情報を遮断することで認知の仕方に個性が生まれる、という話だ。 そしてフィルターをさかのぼると一つの真実に行き着く。フィルターを取り…

【まい投2020-4日目】画像について考えた思索

昨日、色んなネタを記事に昇華するプロセスを書いた。(一部言語化できなかったが) crowingspear.hatenablog.com 「画像」をテーマに、その一例を示してみたい。「あるきながら考えた道程」ゆえにまとまりはないが、こんな感じに思索を巡らせている、という…

【まい投2020-2日目】きれいなデッキとは

「きれいなデッキ」と聞いて、ぼくは「13×3+1」を思い起こす。 「13×3+1」とは遊戯王のデッキの採用枚数のことである。 同じカードは3枚まで採用できて、デッキ枚数の下限が40枚なので、最もカードの種類が少ない枚数比だ。 というのも、「きれい」という言…

【まい投2020-1日目】「書く」欲求の燃料

『「書く」欲求の源泉』という記事を書いてもうすぐ1年になる。僕がものを書く原動力が何なのか、わざわざ古墳に行って考えたときの記事だ。 crowingspear.hatenablog.com ブログ記事を書くことに限らず、研究や芸術作品・またスポーツのパフォーマンスにい…

森を見る人は枝葉を見ている

今週のお題「紅葉」 細かいところに目を配りすぎるあまり本質や全体像を見失うことを「木を見て森を見ず」という。 同じ「木」をテーマとした四字熟語に「枝葉末節(しようまっせつ)」がある。意味は「主要でない細かい部分」「本質から外れた些末(さまつ)な…

30日目 まいにち投稿2019 1ヶ月

まいにち投稿2019を始めて1ヶ月になりました。 くぅ疲です。 「記事のテーマをみつける力」はこの1ヶ月でかなりついたと思います。 インプットの仕方は新聞の1面にあるコラムを参考にしました。新聞のコラムには「辞書」や「自社記事」「展覧会」など、ど…

28日目 メモ:リソース投資型

リソース投資型 近い将来までの自分を含めて自分が使えるリソースとみなす 例 出世するための投資として社員旅行に参加する ステキな考えをもつ人とのつながりを広げるために毎日投稿をはじめる 特徴 コストを支払える幅が大きい分、得られるものの幅が広い …

26日目 メモ:リソース消費型

消費型=自分の持っているリソースの範囲でのみ行動できる 【例】 お金・時間・履修単位 【特徴】 モチベーションがリソースを減らさないことに向きがち? コスパの良い道筋を見つけやすそう

22日目 noteはじめました。Pman(ぴーまん)です。

noteを始めたので、あらためて自己紹介をば。 note.mu このブログでは自分が日常で気づいたことに関してあれこれ思索したことを書いています。たまに遊戯王など趣味の記事も書きます。 ブログ名の由来は「コロンブス(Columbus)の卵」ということわざから来て…

16日目 自分と同じ=かわいい

SNSに流れてくるペットの動画犬には、の鳴き声に合わせて人間のセリフを字幕につけたものをよく見る。 毛布を落とす隙にどこかに消えた飼い主を鳴きながら探す犬。 手に握った餌1粒を引き当てるも、逆の手に10粒入っていて呆然とする犬。 オッサンみたいに寝…

15日目 オブラートで本音を変える

オブラートに包む言い方をしていると、根まで優しくなれる気がする。 見当違いなことを言う人には「斬新だね!」 他の人の秘密を漏してくる人には「事情通なんですね」 すぐにマウントを取ろうとする人には「人と比べて向上心があるんですね」 後者の方を本…

13日目 何歳まで生きる?

人生計画のためには「結婚をするか否か」「車を買うか」「老後の生活」などの支出の条件を自分の収入と照らし合わせることが必要だ。 支出は「何に使うか」という「投資的支出」、「何歳まで生きるか」につながる「消費的支出」に分けられる。 「消費的支出…

12日目 歩く

考えることは歩くことに似ている。 僕は「当たり前にある物事」の意味を考えることが好きだ。 論理性に乏しかったり、頭が悪いせいで結論にたどり着けないこともあるが、考えずにはいられない機会が日に何度かある。本来の作業中に思いつくものだから、自動…

8日目 決断疲れからの解放 1

人生は決断の連続だ。人は1日に数万もの決断をしているという。 そしてこれは人から聞いた話だが意思決定によって脳は「決断疲れ」をしてしまうらしい。行動に使うはずの脳のメモリを決断に使うからだ。 決断疲れを軽減させるには、「決断する回数を減らす…

3日目  コスト意識×自己肯定

コスト意識は生き物として行動するための重要な能力の一つだ。砂漠からジャングルにまで餌を求めて移動するキツネは生き残る能力が高いとは言えない。払ったコストに見合うものをゲットできるかどうか。それを行動するための判断力がコスト意識である。 コス…